大曲の花火~秋田県大仙市~

大曲の花火について

大曲の花火(おおまがりのはなび)は、秋田県大仙市(旧大曲市)で毎年開催される、日本を代表する花火大会の一つです。大曲の花火は、その規模や芸術性の高さで非常に有名で、特に「全国花火競技大会」として知られています。この花火大会は、単なる花火の打ち上げにとどまらず、全国の花火師が集まり、技術や創意工夫を競い合うイベントです。

歴史と概要

主な競技部門

大曲の花火大会では、いくつかの部門で競技が行われます。その中でも特に注目されるのが以下の部門です。
  1. 創造花火:芸術的な演出が求められ、色彩や形、音の調和を重視した花火が打ち上げられます。これが大曲の花火大会の特徴的な部分で、まるで芸術作品のような美しい花火が多く見られます。
  2. スターマイン:複数の花火が連続して打ち上げられる、ダイナミックで華やかな花火です。
  3. 尺玉:非常に大きな花火で、その爆発力と迫力は圧巻です。

見どころ

観客とアクセス

大曲の花火は、毎年多くの観客が訪れるため、会場周辺は非常に混雑します。観覧席は事前に予約が必要な場合もありますが、広いエリアには一般の観客が自由に観覧できる場所もあります。最寄りの鉄道駅は、JR大曲駅で、駅からは徒歩で会場にアクセス可能です。

花火師と伝統

大曲の花火大会は、全国の花火師たちにとって一大イベントであり、この大会での優勝は花火師としての名誉となります。大会では、伝統的な技術とともに、現代的な創造性が求められます。特に、競技に参加する花火師はその年に最も注目され、来年以降の花火大会のスタイルにも影響を与えることがあります。

開催概要

大曲の花火-春の章-(4月)


若手花火作家の技術・新作性などを競い合う「新作花火コレクション」、世界の国際色豊かな花火と日本の伝統技術の粋を極めた花火が打ち上がる「世界の花火 日本の花火」をテーマに花火を上げます。

全国花火競技大会(夏)


日本の夏を代表する風物詩のひとつで、花火の美しさや迫力を堪能することができる絶好の機会です。この大会は、通常、8月の終わりごろに行われることが多く、日本全国から花火職人が集まり、その年の最高技術を競い合う場として、毎年多くの観客を魅了しています。

大曲の花火-秋の章-(10月)


「秋の章」を開催。大仙市の秋の夜空を華々しく飾る芸術的な花火を打ち上げる。秋の章の目玉、10号玉100連発のフィナーレ花火は圧巻です。

詳細は公式ホームページをご覧ください。


全国花火競技大会「大曲の花火」

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